¥9,262
●店頭で展開していた特集から、おすすめのタイトルをセットにしています
店頭特集:歩くこと、もうひとつの時間
特集期間:2022年3月7日〜3月27日
・ローベルト・ヴァルザーとの散策/カール・ゼーリヒ
ルカス・グローア レト・ゾルク ぺーター・ウッツ編、新本史斉 訳(白水社)
・パリ五段活用 時間の迷宮都市を歩く/鹿島茂(中央公論新社)
・目まいのする散歩/武田泰淳(中央公論新社)
・土星の環 イギリス行脚/W・G・ゼーバルト、鈴木仁子 訳(白水社)
<セットの紹介>
まち歩きガイドブックとは一風異なる“散歩文学”本を集めてみました。
著者たちは近隣や旅行先、山や廃墟などを歩きながら、その原風景を鮮やかに思い描き、歴史が湛える魅力を活写します。
散歩中の会話を通して文学や社会をめぐり洞察したり、歩を進めるうちに、現在と過去がひびきあい、新たな記憶がよみがえったり…。
様々な面倒事から解放され、自由な思考で時間や空間を旅することができるのも歩くことの魅力なのかもしれません。
読み終えた後、きっと前より歩くことが楽しくなる、そんなセットです。
「歩くこと、もうひとつの時間」
寒さもやわらぎ、穏やかな日が少しづつふえてきました。
やわらかな春光に誘われて散歩にでかけたい季節です。
検索ではひっかからない、隠れた名店やナイスな階段や面白い看板。
歩くことでたどりつける場所や発見できるスポットがありますね。
街と街のつなぎ目も味わい深いです。
知っている街でも駅近で済ませずに、一歩でも中心から離れてみては。
計画や効率みたいなものから遠ざかり、リフレッシュさせてくれるのが「歩く時間」。
頭も整理されことばがわいてくるし、ちゃんとお腹が空くのもよいです。