¥7,293
●店頭で展開していた特集から、おすすめのタイトルをセットにしています
店頭特集:それでも冬が好き
特集期間:2022年2月14日〜3月6日
・さむがりやのスティーナ/ラニ・ヤマモト、朱位昌併 訳(平凡社)
・火を熾す/ジャック・ロンドン、柴田元幸 訳(スイッチ・パブリッシング)
・オリーヴ・キタリッジの生活/ストラウトエリザベス、小川高義 訳(早川書房)
・雪の練習生/多和田葉子(新潮社)
・ある一生/ローベルト・ゼーターラー、浅井晶子 訳(新潮社)
〈本の紹介〉
今回はそれぞれの本の寒さ・暖かみの度合いを(勝手に)表してみました。
・さむがりやのスティーナ 寒さ★/暖かみ★★★
寒がりのスティーナは、冬ごもりのため万全の支度をし順調に冬を過ごしていたのですが、ある日玄関の扉が開いて…。アイスランド絵本大賞受賞。お洒落でかわいい、子どもも大人も楽しめる絵本です。
・火を熾す 寒さ★★★★★/暖かみ 無
極寒の荒野での人と狼のサバイバル「生への執着」を始め全9編の短編が収録されています。
登場人物たちの、生死を賭けて命の炎が燃え盛る生き方には憧れますが、同じ状況には絶対なりたくないです。毛布の準備をしてからお読みください。
・オリーヴ・キタリッジの生活 寒さ★★/暖かみ★★★
アメリカ北東部にある小さな港町クロズビー。不愛想で気分屋、なのに繊細でやさしいオリーヴというひとりの女性と、そこに住む人びとの静かで激動な営みが、13編の短編を通し丹念に綴られています。ピュリッツァー賞受賞作。
・雪の練習生 寒さ★★/暖かみ★★
解説には『予備知識なしで読むべき』と書かれているのですが、実は表紙が全てを表しています。冷戦、ベルリンの壁崩壊、ソ連の終焉の時代を背景に生きた3世代のホッキョクグマの、ホッキョクグマ目線の物語です。
・ある一生 寒さ★★★/暖かみ★
アルプスの山とともに生きた、名もなき男の生涯。幼児期から過酷な境遇にありながら自分を憐れむことはなく、運命をあるがままに受け入れ、精一杯生きた一人の男エッガーの物語。生きるとはどういうことなのかを改めて考えさせられます。
立春も過ぎましたが、まだまだ寒い日が続きます。
これから暖かくなってゆくのが嬉しいと思う一方で、冬が終わるのも少し寂しい。
なんといっても冬は美しい季節ですよね。
雪。静寂に包まれた朝。澄んだ夜空に輝く星たち。
寒いのは嫌ですが、そのぶん暖かみを感じられる季節でもあります。
温泉、鍋、熱燗、ふとん、白い息。
それでもやっぱり冬が好き。
震えながらしみじみそう思います。