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店頭特集:あなたのたいせつなひと
2021年1月25日〜2月14日
・小さな恋のものがたり チッチとサリー BEST SELECTION/みつはしちかこ(学研プラス)
・あの素晴らしき七年/エットガール・キャロット、秋元孝文 訳(新潮社)
・愛のゆくえ/リチャード・ブローティガン、青木日出夫 訳(早川書房)
・メルヒェン/ヘルマン・ヘッセ、高橋健二 訳(新潮社)
・きみが住む星/池澤夏樹、写真:エルンスト・ハース(文化出版局)
「好き」だとか「愛してる」だとか
そういう言葉は、よそ行きのお洋服
いつでも着れるようにワードローブにしまってある人もいるし
長くしまいすぎてセピア色になっている人もいるかもしれない
「たいせつ」という言葉は、
毎日着ることができる少々汚れても平気なタフな作業着
丁寧に手入れをして、長く持っていればいるほど自分の体にぴったり
替えが効かない存在だ
長い人生でパーティーがないのは退屈かもしれないが
生活という屋根に梁がなければ、辛く厳しく、さびしい
あなたの「たいせつ」を今一度見つめてみよう
それはひとに伝わらなくても絶対に素敵なものなのだ
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【店頭で展開していた特集から、人気のタイトルを抜粋してセットにしています】