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店頭特集:おとなとこども
2020年10月19日〜11月8日
・かしこくて勇気ある子ども/山本美希(リイド社)
・京大総長、ゴリラから生き方を学ぶ/山極寿一(朝日新聞出版)
・私の息子はサルだった/佐野洋子(新潮社)
・おとなになるってどんなこと?/よしもとばなな(筑摩書房)
・おとなになるのび太たちへ/藤子・F・不二雄(小学館)
大人の定義はなんでしょうか。
狩りにでたり戦いにでたり、いわゆる通過儀礼的なものが昔の社会にはありました。
今は自分でなろうとしなければ大人になれない時代。
社会が未成熟に見えるとしたら、少なくない人々が成熟を拒んでいるからだと思います。
子どもは大人をみて初めて大人になろうと思うはず。
それなら、どんなところにも先達がいる社会がいいですよね。
実の親でも、同じ町内のおじさんでも、バイト先の先輩でも、職場の清掃員でも。
そうして自分の中に大人が出来上がっていく…、そんな気がします。
大人と子どもははっきりとわけられるものではなく、個人のなかに同居するもの。
成熟の機会を与えられるだけでなく、与えることも同じくらい大切なこと。
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【店頭で展開していた特集から、人気のタイトルを抜粋してセットにしています】